世界脳週間2025 大阪大学 Neuroscience Meets Technology
開催趣旨
神経科学、医工学、再生医療、AI・BMI技術等の先端研究を通じて国際学術交流を推進することを目的に、2025年9月23日に開催した。特に、日本とオランダにおける医工連携教育や研究体制の違いを相互理解し、次世代の研究者育成や将来の共同研究の契機とすることを重視した。
オランダのUniversity of Twente(トゥヴェンテ大学)による日本スタディツアー(Kintsugi)の日程に合わせ、Technical Medicine/Biomedical Engineering分野の修士課程学生と教員を大阪大学へ招聘した。
プログラム
産業科学研究所(SANKEN)見学
- AI医療データ解析
- 生体発光技術
- 抗菌薬耐性研究
- フレキシブル/ストレッチャブル電子デバイス研究紹介
- 研究室ツアー
工学研究科 応用化学専攻 ラボツアー
- 有機工業化学領域における研究紹介
医学系研究科 講義セッション
- 聴覚・薬物計測技術
- fMRIを用いた脳情報解読
- Insight研究
- BMI・幻肢痛研究
Twente大学の学生による研究発表
- Neuromodulation関連研究紹介
ポスターセッション/ネットワーキング
- 学生・教員間交流
- 研究ディスカッション
参加者数
39名

イベントの概要
オランダ・トゥヴェンテ大学の修士課程学生30名および教員を迎え、「Neuroscience Meets Technology」をテーマとした国際学術交流イベントを開催した。AI、生体計測、BMI、再生医療、柔軟電子デバイスなど医工融合領域の研究紹介に加え、研究室見学やポスターセッションを実施し、日蘭双方の学生と研究者による活発な意見交換および学術交流を促進した。
参加者の反応
講義内容の質の高さや研究テーマの先進性について、非常に高い評価が得られた。特に、日本における神経科学・再生医療の研究や、医師とエンジニア双方の視点を融合した研究体制に強い関心が寄せられた。また、学生同士の交流や研究ディスカッションも好評であった。一方で当初の想定よりも質疑応答が活発であったため、スケジュール進行に余裕が必要であるとの意見も見られた。
開催者の総括
本イベントは、神経科学と工学技術を横断する研究交流を通じて、国際的な人的ネットワーク形成を強く推進した。特に、オランダのTechnical Medicine教育と日本の医工連携研究との比較を通じ、双方に新たな視点をもたらす機会となった。研究紹介のみならず、学生や若手研究者同士が自由に議論できる環境を構築できた点も有意義であり、今後の共同研究や継続的交流への発展が期待される。

