世界脳週間2005(独)理化学研究所脳科学総合研究センター(和光市)

日 時 2005年3月12日(土)14:00~16:30
主 催 (独)理化学研究所脳科学総合研究センター 甘利俊一

道具・言語を獲得する脳のメカニズム

14:00〜14:10 甘利俊一センター長挨拶
14:10〜14:55 講演 1-入來篤史-象徴概念研究チームリーダー
「『心の内』を計測する」
15:05〜15:50 講演 2-馬塚れい子-言語発達研究チームリーダー
「言葉という窓からヒトの心を探る」
16:00〜16:30 ラボ見学

講演 1 「『心の内』を計測する」

「道具使用」はヒトの知性進化の原点です。道具を使う様にニホンザルを訓練し、身体イメージの心的操作過程に対応した脳神経活動を計測しました。この研究は、概念思考や言語機能の脳内機構の解明へ発展すると期待されます。

入來 篤史チームリーダ

講演 2 「言葉という窓からヒトの心を探る」

私達は普段なにげなく言葉を使っていますが、言語は人間の脳が作り出した最も高度な構造をもったコミュニケーションのシステムです。人がどのようにして言語を獲得していくか、どのようなメカニズムで言葉を聞いて理解したり話したりしているのかを研究することは、裏返して見れば私達の心の仕組みがどのようになっているかを研究することでもあります。

馬塚れい子チームリーダー

見学ラボ

  1. 発声行動機構研究チーム
  2. 脳機能ダイナミクス研究チーム
  3. 脳信号処理研究チーム
  4. 神経成長機構研究チーム
  5. 発生遺伝子制御研究チーム