世界脳週間2025 東北大学サイエンスカフェ

日 時 2026年3月20日(金・祝)13:30~16:30
会 場 東北大学・片平キャンパス・
生命科学プロジェクト総合研究棟 D04 1F講義室
対 象 中高生、一般向け
参加費 無料
主 催 東北大学大学院生命科学研究科/NPO法人脳の世紀推進会議
代表者 竹内秀明

開催趣旨

世界脳週間にあわせて、神経科学・生命科学の研究内容を一般の中高生および保護者に分かりやすく紹介し、脳科学への関心を高めることを目的として開催した。春休み期間に実施することで、進路選択を考える契機の提供も意図した。

プログラム

講演

「人間と動物が会話できる日は来るのか?~コトリの「ことば」を介したコミュニケーションの神経機構~」
安部健太郎 教授(東北大学大学院生命科学研究科 脳生命統御科学専攻・脳機能発達分野長)

研究室ツアー

  • 海馬と大脳新皮質における記憶・学習の神経基盤(大原研究室)
  • 光操作やイメージングによる神経回路機能の解析(松井研究室)
  • メダカを用いた社会行動と視覚認知の研究(竹内研究室)
  • ハエ・クラゲを用いた神経系の進化と機能解析(谷本・黄研究室)

進路相談・質問コーナー

参加者数

約50名

イベントの概要

本イベントは多様な動物を対象とした神経科学研究の理解促進を目的に開催した。安部健太郎教授によるコトリのコミュニケーション研究に関する講演に加え、研究室ツアーを実施した。

  • 海馬と大脳新皮質における記憶・学習の神経基盤(大原研究室)
  • 光操作やイメージングによる神経回路機能の解析(松井研究室)
  • メダカを用いた社会行動と視覚認知の研究(竹内研究室)
  • ハエ・クラゲを用いた神経系の進化と機能解析(谷本・黄研究室)

参加者は研究室を巡り、実験紹介や顕微鏡観察を通じて研究の最前線に触れ、研究者・学生との対話を通じて理解を深めるとともに進路を考える契機を得た。

参加者の反応

講義・研究室ツアーともに非常に高い満足度を示し、評価はほぼ最高点に集中した。「研究室見学による新たな発見」「顕微鏡観察や脳の実験体験」が特に好評であった。また「説明が丁寧で分かりやすい」「進路の参考になった」「子どもが強い興味を持った」といった声が多く寄せられた。一方で、集合場所やスケジュールの不一致、待機時間の活用、案内表記の明確化に関する改善要望も見られた。

開催者の総括

講義と研究室ツアーを組み合わせた構成により、研究理解と進路意識の双方に高い教育効果が得られた。特に学生を含めた丁寧な説明と双方向的な対応が満足度向上に寄与した。一方で運営上の改善点も明らかとなり、今後の改善につなげたい。本企画は次世代育成の観点からも意義の大きい取り組みであった。